等々力の家居宅介護支援事業所
トップページ > 等々力の家 > 等々力の家居宅介護支援事業所 > 最新情報

最新情報

ブログ 2017/06/29 07:59

-課題の多い地域のなかで 本人目線の支援に向けた改革を-

-課題の多い地域のなかで 本人目線の支援に向けた改革を-

 

等々力の家居宅介護支援事業所の佐々木です。
 

ケアマネジャーという職種が創設され、ケアマネジャーの存在は、社会にどのようなインパクトを与え、利用者の生活にどう寄与してきたのか――介護保険改正に向けた議論がなされるなか、あらためて専門職としての「価値」を考えるというテーマでマスコミ関係者、東京都第三者評価調査機構の方々に話をした事があります。

 

-本人のストーリーに寄り添いケースを深く掘り下げていく-

 

私はこれまで「本人目線の支援に向けた地域支援体制の構築」に奔走してきたのは、何よりも根幹にあるのは「本人の意向に寄り添い、それを尊重」するというテーマと!!


 

1、利用者は先輩であるという原則(人生の先輩ではなく疾患としての先輩)

 

2、パーソンセンタードケアの原則

 

3、援助者側の価値観や論理で物事を進めないという原則

 

 

3原則を自分に課し続けてきたからです。これまでの現場実践の中で身をもって培ってきた事がベースとなっています。私は以前、他法人に在籍時に自らの希望で2回特養ホームの現場に着任しています。理由は措置制度の頃は介護現場経験をしてきたのですが、介護保険制度後の介護現場は経験していませんでしたので、制度発足後、地域に住んでいた利用者の表情や気持ち、それと、そこで働く介護職員を把握したかったからです。2回目の着任は平成19年で、「既に、利用者の方々の多くが重度化していました。」本人の「できること」が見えにくくなるなかで、それでもその人の思いに寄り添い、その実現の為に向けた現状打破をどうやって図っていくか?私は日々苦闘し続けながら諦めずに現場独自でツールを作成したり、その人に沿ったケアを考えました。その時に培ったのは、まず利用者は先輩であるということ。人生の先輩ではなく疾患の先輩であるということ・・・。私たち援助者は病気を経験していなければ死にも直面した経験がないという理解をすること、また、どんな人でも尊厳を持って接し、本人の「できる」ところに着目し、決して援助者側の価値観や論理で物事を進めたり話を誘導しないということ。その人のストーリーに寄り添って傾聴しその人を知ることで、そこで初めて利用者との信頼関係が築き支援の糸口を見出すことを知りました。それは誰からも教わったわけでもなく利用者との関わりの中から教わりました。そして本人のストーリーに寄り添いケースを深く掘り下げていかければ、専門職自身の価値観や考え方が成熟していかないと思います。

 

ページの一番上に戻る